ミントリーフつくば園には、

「これがミントリーフつくば園ならではの特徴!」

と自信を持って言え、そして大切にしていることが10個あります。

今日はその10個の特徴をお伝えしていけたらと思います。


🍀1.お父さんお母さんに優しい保育園

まず、良い保育を心がける上で、1番大切にしていること。

それは、

保護者であるお父さんお母さんに、心と時間に余裕を持ってもらうことです。

子どもに関わる者の心身が健康であること、

余裕のある、温かな保育環境こそが大切であるという考えのもとです。

どれだけ素晴らしい保育感や躾を行ったとしても、保育者の心身、余裕のない環境では、穴の空いた袋に水を入れるようなもの・・・

そのため、当園では次のような取り組みを行なっています。

①手ぶら登園

ミントリーフつくば園では、

コップ、歯ブラシ、おむつ、おしりふき、お布団、ランチセット

は全て保育園で用意しています!

洗濯も保育園が行いますので、毎日持ち帰らなくてOK!

②ICT

欠席の連絡や家での様子、園に伝えたいことなどの連絡は、

全てお手持ちのスマートフォン、パソコンからできます。

お子さんの園での様子も写真付きで、毎日送りますよ。

③相談しやすい環境づくり

定期的な個人面談はもちろんですが、普段から相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。

日頃の子育ての困ったこと、そして楽しかったこと嬉しかったことの共有はいつでも受け付けていますよ!

おしゃべり好きなスタッフがたくさんいるので、気軽になんでも相談、お話してくださいね。


🍀2.スタッフにも優しい保育園

ミントリーフつくば園は、実はスタッフにも優しい保育園なんです。

①余裕のある人数配置

保育者の心と時間の余裕が、良い保育へつながると考えている登園。

そのため、通常の保育園の1.5倍以上の人数で、子どもたちと関わっています!

子どもと丁寧に関われるほか、新しい遊びや保育を考えたり、チャレンジしようという余裕が生まれます。

②ノンコンタクトタイムの導入

ノンコンタクトタイムとは、保育士・幼稚園教諭が、勤務時間内に子どもたちから離れる時間のこと。

このお陰で、書類業務も時間内に終わらせる事ができています。

定時で帰って、明日も子どもたちと遊ぶパワーをフル充電です。

③否定のない空間

大人だって、みんな違うが当たり前。

誰かのアイデアが前例にないからと言って、間違っている、劣っていると否定しません。

常識だと言われてきたことだって、変わることもありますよね。

どうしても難しいアイデアは、理由と代替案を伝え合うようにしています。

④個性を尊重し、得意不得意を認め、助け合う環境

スタッフ、先生たちだって個性があります。

全てにおいて完璧な人はいませんよね。

だから、無理に性格を変えようとしなくてもよし!

苦手なことは助け合い、得意不得意を認め合いながら、得意なことをどんどん発揮。

そんな職場環境が、子どもたちに良い影響を与えていくと信じています。

⑤お互いの趣味を共有し合う環境

スタッフにもいろんな趣味があります。

お互いの趣味を共有し、挑戦してみる・・・

←ダンス部、ヨガ部、バンド部などを結成し、活動しています!

ここから保育の幅が広がることもありますよ。


🍀3.みんなで子どもを見守る環境

つくば園では、みんなが一緒に子どもを見守る環境も大切にしています。

子育てはお父さんお母さんがするわけではなく、

保育はスタッフだけでするわけでもありません。

たくさんの人の力を分け合い、楽しい保育を行うこと

これがつくば園の目標です。

何か問題が起きたら「●●のせい」にするよりも、良い事があったら「◎◎のおかげ」と感謝の気持ちがたくさん溢れる保育でありたいと考えています。

1人で10割頑張る!1人で全ての責任を負う!という環境では、長続きしないし、相手のマイナスな面に目が行きやすくなるからです。

苦手なことはチームで助け合ったり、相手の個性を尊重したりする姿を子どもたちにも見せています。

①スタッフローテーション

つくば園には、現在、SEED、ROOT、SPROUTというクラスがありますが、

意図的にクラスのスタッフをシャッフルする取り組みを行っています。

<メリット>

  • 責任を1人で抱え込まず、チームで解決する事ができる
  • スタッフ同士のコミュニケーションが増える
  • 子ども達もたくさんの先生と関わることで、刺激になる

など。

スタッフみんなが子ども達のことをよく知っていて、みんなで保育する。

そんな環境を実践しています。

②職種の枠を超えた助け合い

保育士だけが子ども達に関わるのではなく、時には事務スタッフ、看護師、調理師、栄養士が保育者に変身することも。

保育士も調理師に変身することもあります。

職種に捉われず、みんなで助け合いながら、子ども達と関わっています。


🍀4.子ども主体の保育・イベント

これからの時代、自分で選択し、主体的に生きる力が必要になってきます。

そのため、つくば園では子どもが主体となった保育、イベントを企画するように心がけています。

①コーナー保育

種類豊かな、遊びのコーナーを常に配置しています。

子ども達が自ら選び、遊ぶというスタイルを採用しています。

②いつでも園庭で遊び放題

園庭で遊ぶ時間、というのを特に設けず、いつでも遊び放題な園庭があります。

最近は土遊びコーナーを新設しました。

③見守る保育

子ども達の挑戦、達成感、想像力、コミュニケーション力の成長の機会を摘んでしまわないために、口や手出しは最低限。

④子どもたちのやりたいイベントを企画

園には一応行事予定はありますが、その内容は子ども達の興味で決まります。

例えば・・・

水ブームの時は、水をテーマにした夏祭りをしたり、流しそうめん大会を企画。

「パトカーに乗りたい!」という声から生まれた安全教室。


🍀5.レッジョ・エミリア・アプローチ

レッジョ・エミリア・アプローチとは・・・個々の意思を大切にしながら、子どもの表現力やコミュニケーション能力、探究心、考える力などを養うのを目的とした教育のこと。

イタリアのレッジョ・エミリア市が発祥となった幼児教育法ですが、今では世界中の保育者や保護者から注目を浴びています。

ミントリーフつくば園でも、この優れた幼児教育アプローチに着目し、次の3つをメインとした教育を採用しています。

①ドキュメンテーション

子どもの記録を文章だけでなく、写真を添えながら、連続性のある保育を心がけています。

クラスのドキュメンテーション

個人用のドキュメンテーション

月に1枚ずつ作成して記録しています。

②プロジェクト保育

1つのテーマを長期的に掘り下げ、そこから学びに繋げます。

例えば・・・

10月は「秋の虫の声」をテーマに、捕まえて観察したり、声を聞いたり、歌のオノマトペと本当の声の違いに気づいたり。

また、音を絵で表現する試みもしました。

こちらも、ドキュメンテーションを作成しましたよ。

③アートアクティビティ

感覚遊びやアートアクティビティを、ほぼ毎週、各クラスで行なっています。

表現力、想像力を五感で培います。


🍀6.英語が自然にある環境

ミントリーフつくば園はインナーナショナルプリスクールとして、英語が自然にある環境を作っています。

などのストイックなやり方もありますが、中には英語が嫌いになったり、就学後に英語を続ける意欲を失ってしまったりする子も。。

お勉強としての英語ではなく、英語の楽しい!を子どもたちにたくさん伝えていきたいと思っています。

英語が自然にある環境とは?

  • 日本語・英語のどちらも飛び交う教室
  • レッスンは子どもの意欲次第で実施
  • 世界にはいろんな人がいる、世界は広いという視野を広げる活動

このような保育活動を通して、いくつになっても自ら英語に興味を持てる、土台作りをしていきます。


🍀7.自園調理・食育・クッキング

子ども達にとって、「食べる」は一生続く、生きる上で大切な活動。

そんな「食べる」の大切さをミントリーフつくば園では、次のような取り組みを通して子どもたちに伝えています。

①自園調理

ミントリーフつくば園は、自園調理が特徴です。

栄養士さんと元パティシエによる、美味しい給食とおやつが食べられます。

ピクニックのイベントの時には、お弁当も作ってくれますよ。

②自家栽培

じゃがいも、きゅうり、ミニトマトなどを育てています。採れたお野菜でポテトサラダを作りました。

③食育クッキング

クッキー作りやお好み焼き作りなど、食育クッキングの時間もあります。

大切な材料のお買い物も子ども達と一緒に。

最初から最後まで自分たちで作るから、美味しさも倍増!


🍀8.個性を大切にする「平等」のあり方

皆さんは平等と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。

「みんなと同じものを均等に分けること?」

「みんな同じことをさせること?」

一見、こちらは平等に見えますが、これは本当に平等なのでしょうか。

ミントリーフつくば園が考える平等のあり方とは・・・

均等に分け合うことではなく、視点を個人に合わせ、それぞれの希望に沿いながら、それぞれが納得できる方法が平等だと考えます。

  • 少食や好き嫌いの多い子にも、他の子と同じ量、同じものを完食させる
  • お昼寝しなくても体力がある子を同じ時間に布団に寝かせる

子どもたちには生まれながら個性があります。

だから、私たちはそれぞれに合わせたやり方を考えています。

みんなと同じようにしないと、わがままを助長させる、集団活動ができないなどと考える方もいるかもしれませんが、個性を尊重することが私たちの役目と考えています。

個性を大切にする「平等」な取り組み

例えば、

  • 午睡は必要な子どもに、必要な時間する。
  • 給食は自分で量を選ぶ。(もしくはバイキング方式)
  • 活動が選べる。(ダンスや運動もコーナー保育の一部にしている)

発達グループ分け

ミントリーフつくば園では、年齢でクラスを分けるのではなく、発達に合わせたクラス分けをしています。

  • SEED
  • ROOT
  • SPROUT
  • LEAF(今年度は月齢が高い子が少ないため、なし)

という4つのグループに、発達に合わせて分けています。

また、異年齢保育として、異年齢児の関わりも日常的にあります。

互いに刺激を受け、お世話する⇄お世話されるという関係の中で、思いやりの気持ち、憧れの気持ちを育みます。


🍀9.たくさん挑戦できる環境

ヘリコプターペアレントという言葉を知っているでしょうか。

「子どもが傷つかないようにしたい」という思いから、子どものやることの必要以上に口を出したり、行動を制限したりすることのことを言います。

近年は「怪我をさせることはダメなこと」という風潮があり、日本全体が過保護になり過ぎていると感じています。

しかし、子どもは挑戦し失敗しても、そこから立ち上がる力、危機管理能力は自ら経験していないと身につくものではありません。

失敗を過度に大人が避けさせることで、子どもの挑戦する意欲の蕾が摘まれていくだけでなく、失敗はいけないことと感じる子どもが育ってしまうことも。

もちろん子どもたちが怪我することにおいて、責任を放棄するわけではなりません。大きな怪我につながるような行動、子どもの人権に関わることは責任を持って守ります。

私たち大人でも、新しいことに挑戦しようとした時に誰かに止められたり、誰かと喧嘩中に第三者に入ってこられると納得できないことありますよね。

保護者の方と考えを共有しながら、子どもの挑戦を後押しできる保育につながればと思っています。


🍀10.非認知能力を高める

最後にお話しするのは、ミントリーフつくば園の保育の根底にある、「非認知能力」についてです。

私たちは子どもたちの「非認知能力」を高めることに努めています。

非認知能力とは、テストなどで数値化できない、内面のスキルのこと。

意欲、思いやり、探究心などの生きる力のことです。

反対に認知能力は、いわゆるIQでテストの点数などで数値化できる能力のこと。

ミントリーフの大切にしている非認知能力

こちらはあくまで一部です。

交渉力・問題解決能力・批判的思考力

交渉力・問題解決能力・批判的思考力を育むため、ミントリーフつくば園では「サークルタイム」という、子どもたちが主体となった話し合いの場を設けています。

自尊心

自分のことを大切にする気持ちのことです。

自分は生きているだけで素晴らしいと思える気持ち。

思いやりの気持ち

学力をいくら伸ばしても身につかない、生きる力の1つです。

探究心

物事を深く究明しようとする力のこと。遊びから学びの土台は作られます。

意欲向上心

様々なものに興味を持ち、やってみようという気持ち、もっともっとやろうという気持ちです。

心の袋を頑丈にすること

水が認知能力だとしたら、袋は非認知能力。

小学生までに一生懸命勉強ができるようになっても、周りの袋も一緒に育たなければ、穴だらけの袋に水を入れるようなもの。

子どもたちには楽しい経験をたくさんさせてあげ、心の袋を頑丈にすることが私たちの役目だと考えます。