今回のテーマは「身体」。

子どもたち一人ひとりが、自分の身体に興味を持ち、試し、感じていくことを大切に進めてきました。

活動のはじまりは、保育者と子どもたちとの対話からでした。

「どんなことをやってみたい?」という問いかけに対して、

「もっと早く走りたい」

「大人に勝ちたい」

「強くなりたい」

そんな声が自然とあがってきました。

ただ体を動かすのではなく、「どうなりたいのか」「何を感じているのか」を言葉にしながら、探究がスタートしました。

まず取り組んだのは、大森FCの皆さんとのサッカー体験です。

ボールを追いかける中で、思い通りにいかないもどかしさや、負けたときの悔しさを感じる場面もありました。

それでも子どもたちは、何度も挑戦します。

「次は勝ちたい」「もう一回やりたい」

そんな気持ちが、自然と身体を動かしていきます。

身体を動かすことと、心が動くことがつながっている。

そのことを、子どもたち自身が体験しているようでした。

次に行ったのは、オリンピック選手をお招きしての特別な活動です。

「走る・投げる・跳ぶ」というシンプルな動きの中にある、プロの圧倒的な力やスピード、迫力。

目の前で見るその姿に、子どもたちは驚き、目を輝かせていました。

「すごい…」

「なんであんなに速いの?」

「やってみたい」

憧れの気持ちが生まれ、その場で何度も身体を動かす姿がありました。

今回の探究を通して見えてきたのは、

「できる・できない」ではなく、

「やってみたい」

「もっとこうなりたい」

という内側からの意欲でした。

身体を通して感じた悔しさや喜び、驚きや憧れ。

それらすべてが、子どもたちの次の一歩につながっていきます。

これからも、子どもたちの「やってみたい」という気持ちに寄り添いながら、身体を通した探究を深めていきたいと思います。